あなたはどんな風に本を選んでいますか?
はじめまして、私は本を読むことで人生をより豊かにできると考えています。
それは、本を読むことで体験できない経験や関わりのない人の考え方を知ることができるからです。
それは、みなさんの価値観を広げてくれます。
実際に私は嫌なことや辛いことがあったときに本を読むことで、その世界観に入り、気持ちが救われたことが何度もあります。
しかし、本がたくさんありすぎてどう選んだらいいか分からないという声をよく聞きます。
そこで、自分が本選びに重視しているポイントを紹介できたらと考えています。
ちなみに、私が本を好きになったのは成人してからの話で挫折がきっかけでした。
そのため、読書初心者の方にこそ参考にしてもらえたら幸いです。
本屋大賞ノミネート作品から選ぶ。
まず、数ある本の中からピックアップしたいのが、本屋大賞ノミネート作品です。
本屋大賞というのは新刊書を取り扱っている全国の書店員が投票で選ぶ文学賞のことです。
全国の書店員が過去1年間で面白かった、お客様にお勧めしたい、自分の店で売りたいと思わせた本だけあって読みやすいのが特徴です。
他の文学賞と比較すると、作家や編集者などの「プロ」が評価する作品とは異なり、表現がわかりやすく私のような語彙力のない人間にも話の内容がスムーズに入ってきやすいように思います。
ちなみに、ノミネート作品は毎年1~2月頃に10作品が選ばれます。
表紙の好みで選ぶ。
本屋大賞ノミネート作品が書店に並んでいるところを見つけたら、まずは表紙選びです。
10作品の中から今の気持ちにあったものを選びます。
私は、その時の気分に応じて考え込みたい時には暗めの色でクールなもの、気持ちを上げたい時には明るい色でポップなものを選びます。
また、一目見たときに引き付けられるような変わったものも自分にはない発見があるのでチェックします。
あくまで私の主観でですが、それぞれの主観で自由に2~3冊程度選んでみてください。
どの作品も学びがあり、自分自身の価値観を広げてくれる作品です。
最初の1文または1ページ目を読んで選ぶ。
そして、選んだ2~3冊の中から最初の1文または1ページ目を読んでみてください。
続きが気になる、または話の内容が素直に想像できたものは自分に合った1冊と言っていいでしょう。
もちろん、2~3冊まとめて買って、その日の気分に合わせて本を選んで読むのも良いと思います。
少しでも、あなたの本選びの参考になれば幸いです。
本を読むことで得られる価値。
本屋大賞の他にも本屋に行けば、おすすめの文庫本や自己啓発本ランキング、最近映画化した話題の原作本など多くの情報に触れることができます。
行ってみると思いもよらなかったところから自分の気になる一冊が見つかることもあります。
最近ではSNSの普及で読書をする習慣も減ってきているように思いますが、情報は見るだけでなく、知識として使って初めて効果を発揮すると思います。
そのためには、情報を正しく理解して判断する力が求められます。
読書をすることはその中で重要な読解力を育てることができると思います。
まとめ
今回は本の選び方についてまとめてみました。
実際に私が本屋で本を選ぶまでの流れを記事にしました。
ぜひ、本屋大賞ノミネート作品の中から表紙を見て、自分が読みやすい文章を探してみてください。
きっと、あなたに合った本に出合えるはずです。
そして、読書を楽しいと思ってもらえるきっかけになれば幸いです。
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