夢をかなえるゾウ3~ブラックガネーシャの教え~

自己啓発本

こんにちわ、ゆたかです。

今日は夢をかなえるゾウ3を読んでいくよ。

夢をかなえるゾウは映画化もされた人気の自己啓発本よね。

ガネーシャっていうインドの神様が出てきて、成功へのアドバイスをしてくれるよ。

実際に著名人がやってきた方法を紹介しているからイメージがしやすいよね。

それでは夢をかなえるゾウ3~ブラックガネーシャの教え~を読んでいくよ。

第1章.ブラックガネーシャとの出会い
この本では、「人生一度きり、欲しいものは全部手に入れたい」と願い多き女性が主人公です。彼女は理想の人生を求めて占い師・赤城のもとを訪ね、高額な24万円のガネーシャ像を購入するよう勧められます。実はこれは詐欺まがいの商売でしたが、彼女は「何かを変えたい」という強い思いから像を購入してしまいます。すると、突如として“黒いガネーシャ”が現れ、彼女の前に課題を次々と提示していきます。課題は一見地味なものばかりですが、自分自身を見つめ直し、行動を変えるための重要なヒントが詰まっています。彼女は最初、戸惑いながらも課題に取り組むうちに、他人の目や承認に縛られず、本当に自分が望む人生とは何かに気づいていきます。物質的な成功や表面的な幸せにとらわれていた心が徐々に変わり、やがて“自分の人生を自分で選ぶ”強さを手に入れていくのです。ガネーシャの教えはユーモラスでありながら核心を突き、主人公を少しずつ変えていきます。物語は、誰もが持つ「変わりたい」という願望と向き合い、行動することの大切さを教えてくれます。

成功したい欲求は誰にでもあるよね。でも、現実的に変わるのは難しく感じる。

そんな時によく当たる占い師に出会ったら信じてみたくなるものね。

24万円は大金だけど、それだけ何かを変えたい思いが強かったんだね。

ブラックガネーシャが出てきてくれたのが救いね。実際にどんな教えがあるのかな?

ここからはブラックガネーシャの教えを見ていくよ。

第2章.頑張る人生と頑張らない人生

最初の課題は「自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、それ以外は捨てる」でした。ガネーシャは彼女に目隠しをして自分にとって必要なものを答えさせて、それ以外はすべて壊していきます。彼女は怒りを抑えられなくなって叫びました。「私は夢を叶えて欲しいだけ」だと、すると、ガネーシャは「成功することは人より多くの価値を世の中に与えること、人がやらない大変なこともする。このくらいで音を上げてたら、2億パーセント成功できない」と。そこから世の中には「頑張る人生」と「頑張らない人生」があることについて話します。「人間は、一度でも自分の限界を超えて頑張れば、成長する。成長すると、頑張るのが楽しくなる。楽しくなるともっと頑張れる。すると、ますます成長する」とここで彼女はいろいろと言い訳をしますが、最終的に頑張る人生を選択します。

ガネーシャは少し欲しいもの(すぐに手に入る物)が周りにあると本当に欲しい物は手に入らないと言っていたね。

かなりのパワーワードだけど、確かにその通りね。

成功するためにはそれだけエネルギーがいるんだよね。

ガネーシャのやり方は一見ハードだけど、実際にやってみると彼女もすっきりした気持ちになったみたいね。

次は頑張る人生を送るための実践編を見ていくよ。

第3章.頑張るためには

ガネーシャはまず、物事をマスターするのに1番大事なことは「本音の欲求」だと伝えます。何のためにそれをするのか、そのことがはっきりしていないと、どんな分野もマスターできないというのです。だから自分の欲求が見つかってない時は、まずそれを見つける必要がある。今までやったことない事をやってみたり、会ったことない人に会ってみたりして、「ああ、自分はこういう風になりたい」「これを手に入れたい」と思えるものに出会うことが大切といいます。当然、今までとは違う経験をするため、ストレスを感じたり傷つくこともあります。しかし、一度自分の欲求見つけて、それに向かって進み始めたらとんでもないスピードで成長できると言うのです。そして、本音の欲求を見つけることができれば、次の順序で攻略していきます。まずは、本でもインターネットでも使ってうまくいっている人のやり方を調べます。自分と他人に違いがないことを認識すると、みんな同じようなものを手に入れようとして、同じようなとこでつまずいて、同じような方法で乗り越えていることに気がつきます。そのため、何よりもまずうまくいってる人がどうやったのかを学ぶ必要があります。その事を知った上で、一度自分のやり方を捨て、うまくいっている人のやり方を徹底的に真似ていきます。そして、空いた時間は全部そのために使います。これを実践して何かをマスターすることが出来れば、「何かをマスターするってこんなに楽しいんだ」てことが分かって次の分野にも挑戦したくなると言います。

意外に明確な欲求を見つけるのは難しいよね。

漠然と「あの人いいなぁ」て思うことはあるけど、あの人と私は違うってどこかでフィルターをかけちゃうものね。

そう思えたら実はチャンスなんだよね。その人の何に惹かれたのか、言語化するのが大切なんだね。

みんな自己流でやろうとしてしまうけど、調べてうまくいっている人のやり方を知るのは効率的ね。

第4章.ペンダントをかけた戦いvs稲荷
数々の課題に取り組んできた彼女ですが、占い師の赤城にそそのかされて、ブラックガネーシャの大事なペンダントを盗んでしまいます。すると、ペンダントがなくなったガネーシャはゾウになり、そのペンダントを手にした赤城はなんと日本に古くから神様として君臨する稲荷様に変身したのです。そこで再び騙されたと理解した彼女は、ゾウになったガネーシャと共にペンダントをかけた戦いをするのです。内容は100万円をどれだけ多く増やすことができるか?稲荷様は物の希少価値を演出し、あえて自分の不利益になる事を言うことで信用を獲得すると、多くの客を中毒状態にして荒稼ぎしていきます。一方、彼女は稲荷像を創作して売り出すことに、しかし、街頭で声かけするもなかなか売れません。そこで、ガネーシャの課題をこなしていきます。彼女はお客さんの目線で自分の仕事に感動できるところを見つけていきます。そして、一度儲けを忘れてお客さんが喜ぶことだけを考えていきます。それでもダメな時は自分の考えを疑い、時には自分より優れた人から直接教えてもらいます。最終的には、インターネットを駆使して海外に販路を展開した結果、稲荷像は飛ぶように売れました。それでも稲荷様に売り上げで勝つことは出来ませんでした。しかし、彼女たちは稲荷像を売るために旧来の稲荷が持つ歴史的背景と御利益、様々な要素を取り入れながら、現代人に受け入れられるにはどうしたらいいか徹底的に試行錯誤していました。そして、ノートパソコンのファイルにはどうして稲荷は日本の若者に人気がないのか、どうしたら外国人に稲荷像を売ることができるのか、どうしたら日本で再び稲荷ブームを作れるのか、そのヒントが書いてありました。この稲荷像の設計図、売るためのウェブサイトとノウハウ、これらをすべて合わせて稲荷に売り出します。稲荷からすれば、喉から手が出るほど欲しい商品。さらには稲荷の手法は中毒になった客や家族から訴えられており警察が来ることもあったため、もうこんなやり方はやめたいと思っていたところでした。かくして、ガネーシャ達はペンダントを取り返す事に成功するのです。

ガネーシャが復活してよかったね。

まさか、稲荷像のノウハウを相手に売ってしまうなんて驚いたわ。

人に物を売ることは大変だけど、

どうしたらいいか試行錯誤する時間が必要なんだね。

どうやったら商品を見てもらえるか、どこに需要があるのか。相手の立場になって考えることが大切ね。

第5章.最後の課題

無事にゾウからガネーシャに戻ることができたのも、束の間、ガネーシャは神様界に帰らなければならなくなります。ガネーシャの父がペンダントを奪われた事に怒って神様界に呼び戻すと言うのです。そこで、彼女は1人で生きていくために最後の課題に挑戦します。それが、釈迦との断食バトルです。ルールは簡単、3日間食べる事を我慢できれば彼女の勝ちというシンプルなもの。しかし、やってみれば精神は限界スレスレで幻覚が見えるほどです。ここでは、苦しみを楽しみに変える方法を伝授されます。まずは、「断食に成功したら何が得られるか」を全部書き出してみます。ここでは断食が成功すると、「痩せられる」「自制心が身につく」「身体が健康になる」としました。そして、それをストーリーに「もっと楽しいことを想像すること」変換していきます。ここでは、「痩せたら今まで着れなかった服が着れるようになる。そしたら今まで以上に人に会いたくなる。そうやって出会う人の中に自分の新しい可能性を引き出してくれる相手がいるかもしれない」「自分をコントロールできるという自信がついて、仕事や英語の勉強、いろいろなことが今まで以上に頑張れる」「健康に気を遣った生活ができるようになり、長生きができる。人生の後半でやりたいことが見つかっても、その事に費やせる時間が長くなる」と変換して頑張ります。しかし、最終日はそれでも乗り越えられそうにありません。そこで最後の教えは「自分だけのやり方を作ること」それは今までの教えを自分なりにアレンジするということ。彼女は痩せたら着てみたい服の画像をプリントアウトして乗り越えました。ガネーシャは問題を乗り越えるための方法を「自分で思いつく」ことが大事だと言います。人は人から教えてもらうより、自分で思いついた方法やアイデアを試したくなると。確かに彼女は自分で閃いた発想を行動に移したとき、教えをそのまま実行するのとは違う興奮を感じました。これは彼女がこれまでの人生で経験したことのない感覚で、この方法を使って色々な分野に挑戦していけばどんな存在にでもなれる気がして、昂ぶる気持ちを抑えられなくなりました。

最後の断食バトルは一番過酷だったね。

その分、ためになることがたくさん詰まっていた気がするね。

苦しみを楽しみに変える方法は効果的だと思うなぁ。そのためにも自分の欲求を知ることが大切になるね。

やり方を知ったうえで自分にあった方法を模索しながら、続けていく。何かに挑戦するときには大切なことよね。

夢をかなえるゾウは人生に役立つ情報が詰まっていて、学びになることが多いね。

今は全部で5冊出版されているみたいだから他のも読んでみたいわね。

今度はどんな学びがあるのか楽しみだな。

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