世界理学療法士学会に参加して感じたこと                   〜世界は優しさでできている〜

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先日、世界理学療法士学会に参加してきました。世界中から理学療法士や学生が集まり、まさに“リハビリのオリンピック”のような熱気あふれる場でした。

特に印象に残っているのが「井戸端セッション」。各国の参加者が、自国の医療の悩みや工夫について自由に語り合う時間です。個人的に一番好きなセッションで、特に「患者をどうマネージメントしていくか」というテーマが心に残りました。

また、デンマークの女性が言った「意見を持つには、まずいろんな経験をすることよ」という言葉にはハッとさせられました。まさに、今回のような国際的な経験が、自分自身の考えや価値観を育ててくれるのだと実感しました。

技術面でも多くの学びがありました。若年層のメタボ対策にスマホやデバイスを活用する取り組み高齢者の転倒予防にリモートでのバランス練習を行う方法など、どれも“シンプルだけど特別”な工夫ばかり。リハビリは一人ひとりに合わせる個別性が大切ですが、集団で取り組む「ラジオ体操」のような活動も改めて重要だと感じました。

さらに、「キャリア開発」のセッションでは、リーダー的な立場にある先生が「なりたい自分を思い描き、そのために必要な要素を一つずつ積み上げることの大切さ」を語ってくれました。その言葉は、今の自分に深く刺さり、これからの指針になると思います。

この学会で出会った人たちはみんな本当にフレンドリーで、拙い英語でも優しく受け入れてくれました。世界の理学療法士たちと直接話し、学び、笑い合えた経験は、自分のモチベーションと幸福度をぐっと高めてくれました。

この経験を通して感じたのは、**「世界は優しさでできている」**ということ。学びだけでなく、心まで満たされる最高の時間でした。次回はメキシコ開催。熱い仲間たちと、またどこかで会える日を楽しみにしています。

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